みっつ通信

みっつ通信

三森正道という人間が好きなことを好きなように書いているブログです

いばや関連ブログ更新情報

話すは離す。

自分には話す技術が足りないと思っていた。実際に下手であることには変わりないけれど、もっと必要なのは聞きたいことを聞く勇気だった。
 
自分がそのことに気付いたのは、あまりある自意識過剰ぶりと尋常じゃない被害妄想が原因だった。
 
ゆえに絶望しまくり、今日は一日中気分が優れなかった。結果としてそれが好転したのは質問したい、聞いてみたいという欲求を押し殺さなかったからだった。そして、その先にある会話に繋がった。
 
信頼のおける人に自分の感じていた気持ちを正直に包み隠さず話したら、勘違いだった。全部錯覚だった。
 
絶望へ踏み込んだ時に自分の心と向き合うことでしか逃げる術がなかったせいか、頭で辻褄を合わせることだけに集中しては怯えていた。神経を尖らせるだけ尖らせて、勝手に傷つく。
 
家のない生活を送る坂爪さんに過去のトラウマを打ち明けたことによって、自分は自分にはもっと聞く勇気、話しかける勇気が必要なのだということを思い知った。
 
トラウマを打ち明けるだけでは、自分は何も変わらないどころか相手に対して迷惑をかけるだけで終わってしまうんじゃないかと思っていた。
 
しかし、違った。
 
坂爪さんは優しく話を聞いてくれた。こんな話をしては相手は自分の暗い気持ちを背負ってしまうんじゃないかと思っていた。けれど、坂爪さんは親身になって見つめてくれていた。自分の話をするというのは、相手を信頼している証なのかもしれない。
 
自分の場合で考えてみたら、話し相手が過去の話を打ち明けてくれるということは、正直信頼されているんだという喜びが湧いてくる。それに、同情したりして、相手の重荷を背負うこともない。
 
よし、それならば聞いてしまおう。 そして、深い会話をしよう。
 
話すは離すだ。
 
言いたいけど言えないでいることを相手に伝えることによって、関係性に深刻なダメージを与える可能性は案外低い。
 
自分の心のしこりを手放すことによって、自分の心は軽くなった。