みっつ通信

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三森正道という人間が好きなことを好きなように書いているブログです

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男二人で男らしいデート ~1万円あったら何をする?~

今日はツイッターで会いたいと言ってくれた同い年の男性と会ってきた。
 
15時。あいにくの雨の中、寒空の下をくぐりぬけ、最寄り駅の改札前へ。ぽけっと待っていると、すらっと背の高い、男前な男性が自分に向かって会釈をしてくれた。わざわざ自分に会うためだけに神奈川県から千葉県まで2時間かけて来てくださったらしく、それはそれは恐縮である。
 
さっそく改札そばのドトールへ入り、コーヒーを注文しようとしたところ、その男性はさっと財布を取り出し、さらっと「今日は僕が全部払います」との一言。それはそれは恐縮度もひとしおだったので、お地蔵さんのような顔をしながら禁煙席に座った。
 
その男性こと古賀さんは今は仕事を辞め、実家に戻っているとのことで、いろいろと話を聞いたりしている内にどんどんと親近感が湧きはじめて止まないわたくしことみっつであった。
 
余談だけど、自分に会いにきてくれる人はみな坂爪さん経由なので、話題には事欠かないというメリットがあり、沈黙があれば突き破ってくれる坂爪さんの存在には感謝感激雨あられなのである。
 
そして会話も弾みはじめたころ、「ちょっとみっつさんと一緒にやりたいことがあって」とそう古賀さんは切り出し、「今日、家の掃除をしていたら偶然1万円を見つけて、それを使ってみっつさんと今日一日、今したいと思うことを何でもいいのでやってみたいなと」とそのような言葉を突如伝えられ、自分は面食らったと同時に急に胸がワクワクし出し、あぁこれはナイスなやつや、と仏頂面で内心微笑んでいた。
 
古賀さんは今から何をしたいかということを書き出すためのノートと付箋、ボールペンを買いにいくためにドトールを一旦離れ、コンビニに向かっていった。ひとりぽつんと取り残された自分は状況を把握し、頭フル回転で今したいことを考え始める。
 
「むむむ......わからん」
 
しばらくすると古賀さんが帰ってきた。広い机を必要としていたので、ドトールにさよならし、まずは近場にあったほにゃらら会館とやらに向かったが葬儀場だった。雨は降り続けていて、道中、古賀さんのiPhoneを頼りに別の会館を探し、GPSで道案内をしてもらった。
 
無事、公民館的なところにたどりついた自分と古賀さんは800円を支払い、和室にイスが置いてあるちょっとした空間をお借りして、しばらくそこで作戦会議をすることになった。その様子の一部がこれである。
 

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オレンジの付箋紙に今自分がしたいことを適当に単語で書き出した。古賀さんは青の付箋紙に書いた。途中で自分のお気に入りの洋楽を古賀さんのiPhoneから流してもらいノリノリになったので、付箋のひとつに書いてあった"音楽"はこの時点でクリアである。
 
しばらくしてお互いのしたいことを書き記した紙をシェアし、まとめに入ったが、古賀さんの「バーでナンパ」や「風俗」などには坂爪圭吾さんの名言であり、自分の支えにもなった言葉「傷つく前に傷つくな」ももはや効力を失い、恐怖の前にひれ伏すしかなかったので却下に。
 
最終的に絞り込んだ結果、このような一覧になった。
 
「ボウリング」
「パチンコ」
「銭湯」
「タバコを吸う」
「パフェを食べる」
 
なかなかに男臭い。だがやってみるまで面白さなどわからんということでいざ実行である。
 
まずはすぐそばのヤングボウルへ行くことに。雨は降り続いたままだったが、古賀さんは雨を浄化だと認識してから、嫌どころか好きになったらしい。
 
ボウリングはすごく小さかったころに一度だけやったことがあるだけだったけど、古賀さんの施しを受け、なんとか投球。へっぴり腰で羞恥心が破裂する寸前、スコアが100を超えたのでなんかよかった。最後の1ゲームは自販機のアイスがかかっていたので、両者ともに本気を出し、全力勝負。19差し引くというハンデをもらっていたものの、案の定自分が負け、古賀さんの優しさにより一緒にアイスを食べた。
 
そのまま次は人生初のパチンコへ。駅前のパチンコ屋に入り、二人1000円ずつを手持ちにいざ勝負。「また15分後に同じ場所で」と言って別れ、自分はT.M.Revolutionの台へ。
 
世の中にはビギナーズラックというものが存在するらしく、回して間もなく大当り。すぐにすってしまった古賀さんがときたま横にきては「すげー」と言ってまたふらっと店内へ消えていった。結局継続が4回まで行き、システムもよくわからないまま、お菓子とアメと金貨をもらった。
 
店内から出て、換金してみるとなんということでしょう。1000円が5000円に。つまり時給4000円である。
 
この時点で所持金は1万円。そう減っていないのです。不思議なものですね。
 
そのまま我らは雨に濡れながら、銭湯へ。
 
個人的に人生初の銭湯だったので、裸の付き合いとやらの前に少々緊張してしまったものの、自宅から徒歩3分のところにあるお風呂屋さんは露天風呂やサウナがついていて安く、とても快適なひとときとなった。サウナって尋常じゃなくアツいのね。あとすんごい水圧で一本だけブシャーってでるやつがあってそれの効果に痩せるって書いてあったけど、これ以上痩せたら死んじゃうって。古賀さんも頷いてた。
 
その後、日本人といえばということで腰に手を当て、コーヒー牛乳を飲んだ。古賀さんは牛乳。そんなわたくしの様子がこれである。
 

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さっぱりした我らは銭湯を出るために玄関へ。「靴を履くのが遅いで有名なみっつです」と言ったら古賀さんも笑ってくれて、まぁそんなことが言いたいんじゃなくて、それからタバコを買いにセブンイレブンへ!
 
銘柄がよくわからなかったけど、自分が子供のころに父親が吸っていたのがショートホープだったので、ホープに。古賀さんはJPSに。
 
そのまま隣にあるWi-fiが飛んでいるで有名なデニーズへ入り、店員さんにあの質問をされたので、開口一番古賀さんが言う「喫煙席で」。なんかとってもかっこよかったでござる。自分も言いたかったでござる。
 
というわけで席に座り、古賀さんは二人で半分こにしよう、そうしようと2000円もするステーキを頼み、夢のパフェを頼んだ。その様子がこれである。
 

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うまそうなパフェである。
 
そのまま2時間くらい夢中で語り明かした結果、放置していたパフェはビューティフルな液状に。だがしかしそんな逆境もなんのその、私は今までで一番リア充な日を送れたのではないかと感じていた。非常に楽しかった。
 
別れ際、まだ4000円も残っていたお金を返そうとしたら…...そうだった書き忘れていたが、古賀さんはボウリングの時にみっつに1万円を管理してほしいとわけのわからないことを供述したので、自分が支払いのすべてをしていた。振り返ってみると初対面なのに信頼と面白さがつまってた。
 
それで、まだ残っていたお金を古賀さんに返そうとしたら、それは今日全部使う予定だったのでと言って自分にくれようとしたので、押し問答した結果、交通費の分だけと1000円だけ抜き取ってくれた。
 
そして、駅まで一緒にいってお別れ。突然だけど最近、お別れの瞬間って大切だなと思っていて、今回古賀さんは改札を入って階段を降りるまでに三回も振り返って手を振ってくれたので、あぁなんていい人なんだろうと思った。
 
なんとこれだけ贅沢な日を送らせていただいたのにもかかわらず、3000円までもらってしまうという珍事。ありがたき幸福。ありがとう古賀さん。
 
ちなみにタバコは火をつけただけで吸わなかった。
 
でももしこんな質問されたとき。
 
「タバコ歴は?」って。
 
そしたらこう言える。
 
「買ったことだけなら」
 
超クールだよね。