みっつ通信

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三森正道という人間が好きなことを好きなように書いているブログです

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「心が満たされない」ということについて。

最近の記事では、「完全には満たされていない」みたいなことを書き続けてきた。そして、前回の記事では、「現状に満足している」と書いた。これは、現状について満足はしているが、心は完全には満たされていないという意味だ。
 
ここで突然だけど、故スティーブ・ジョブズが大学のスピーチで言っていた言葉を引用したいと思う。ジョブズいわく、「真に満足するには自分が素晴らしいと信じる仕事をやること」、「そして、その仕事を愛せ」、「もしまだそれを見つけていないのであれば、探し続けろ、ひとつの場所に固まるな」だ。
 
多分、完全に満たされるには、自分には何かジョブ的なものが必要なのかもしれないと思う。その意識の表れが「ブログを書く」ということ自体に出ているのかもしれない。何かの目標を達成したいから頑張るというより、ただ自分の心が満ち足りていれば、それだけで充分だから、何か生産的なことをしてみたり、自分が吸い寄せられるようなものに近寄ってみたりするのだろう。
 
仮に自分の生活が完璧に成り立っていたとしても、それだけで心が充分満たされるとは思わない。多分、人は、人の役に立ちたい、人を喜ばせたい、そういった気持ちを満たすことで真に満足する生き物なのではないかと思う。本当に自分がしたい仕事があるとすれば、それは自分の生活のためだけではない、"社会貢献"あっての仕事になるのだろう。
 
昨日の夜、彼女に急に「あなたにとってのユートピアは?」という質問をされて、しばらく思考した後に、「病気がない世界、差別のない世界、ロボットがお金を稼いできてくれる世界」とかいろいろと答えてみた。その中で自分が言っていて一番しっくりきたのが、「人々の肉体と精神の健康が安定した世界」だった。理想郷というより、人間の状態の話に近いのかもしれないが、体が健康で心が平和であれば、それ以上に求めるものがないと思った。
 
世界保健機関も、健康とは「心身ともに健康であること」と定義しているらしい。WHOのWikipediaには、「健康の概念は、身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」と書いてある。
 
ジョブズの言葉に戻ると、「真に満足するには自分が素晴らしいと信じる仕事をやること」とのことだった。最近は自分と向き合う時間が長いせいか、いろいろなことについて考えてみたりするが、自分は身体的には健康だし、精神的にも健康だが、さて、社会的に完全に良好な状態であるかどうかについては控えめに言っても微妙に疑問が残る。
 
本当に大切なものはそう多くない。」の記事内で、「満たされない気持ちというのは健全な気持ちなのではないか」と書いた。自分は社会的に完全に良好な状態ではないからこそ、満たされないという感覚を抱いているとも言える。そういう意味では健全なのだが、俯瞰的に見てみると私は健全ではない。
 
彼女との話の続きで、彼女の好きな西村佳哲さんという方の話が出て、西村さんいわく、「働き方と、自分のあり方が一致していることが、自分にとっての仕事になる」ということらしい。うろ覚えなので間違っていたら申し訳ないが、この言葉にはなんとなく伝わってくるものがある。自分は、「自分のあり方」という土台を強く作ることができているのか。そして、その土台をもってして、「働く」ということにコミットできるのか。それが自分にとって、これから先を生きる上での大きな課題になると感じる。
 
自分は生きる喜びを感じながら生きていきたいと思う。生きる喜びを感じるには、自分は探し続けなければいけないのだと思う。ジョブズの言う、「ひとつの場所に固まるな」を自分は体の居場所のことだけを指しているのではないと思った。精神的な意味でも、自分自身を掘り下げ続けるということを諦めずにやっていきたい。
 
自分は今こうして文章を書くということで、少なからず心が満たされている。完全に満たされているわけではないけれど、何もしていないよりは多少健康的に思える。自分の土台を作るという意味でも、文章を書くという行為は自分を助けてくれるものと思う。
 
自分が今何をしたいのかはまだはっきりしていないけれど、できることならば心配事や悩みや不安に溺れ続けることなく、自分が少しでもやりたいと思えること、そして、生きる喜びを感じるほうへと歩いていきたい。人生は続くから、これからも前を向いていこう。