みっつ通信

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三森正道という人間が好きなことを好きなように書いているブログです

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自分にしか言えないことを言う。

今日は母親と半年以上ぶりに会って、いろいろと話をした。ただ元気に生きてくれているという事実が嬉しかったし、楽しく話せてよかった。家族関係が良好というのは、何よりも尊いとさえ感じてしまう。「すべての悩みは人間関係から生じる」みたいなことをアドラーも言っていたように思うけど、改めて考えてみると、自分には「嫌い」な人間というのはいない。だから、悩みがないのかもしれない。
 
「嫌い」という感情は、「好き」という感情と同じようにエネルギーを持つものだと思う。よく「好きの反対は無関心」という言葉も聞かれるが、嫌いという感情は自分とは相性が良くない相手をわざわざ嫌うという意味では、たしかに無関心以上の関心を認めることにもなる。
 
母親が話していたことを思い出す。職場で最初苦手だなぐらいに思っていた同僚も、長く顔を合わせ続けていると相手の嫌なところがだんだんと見えてきて、次第に本当に嫌いになる。だから、「我慢」をするほかないとそう言っていた。
 
職場を変えるにも、「もう歳だし、面倒くさい」と言っていた。たしかに現実的に考えてみると、あまりにも膨大な労力を必要とするし、そう安々と転職なんてできないだろう。
 
仕事というのは、突き詰めれば人間関係だと思う。自分は仕事をしていない。だから、我慢は体によくないとか、無理するなとか、いろいろと簡単にポジティブシンキングを披露してしまう。生活のためには働かざるを得ないということを経験したことがない自分が「人を元気付ける言葉」を安易に吐いていいのか。しかし、働かなくても生きていける環境を用意してくれているのは紛れもなくうちの母親だ。その場があるからこそ自分は物事に対して前向きでいられるのかもしれないということを思うと、やっぱりこれからも自分にしか言えないことを言っていきたいと思う。それが今の自分にとっての役割みたいなものだと思うから。