みっつ通信

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三森正道という人間が好きなことを好きなように書いているブログ

SCRAMBLE HOUSE TOKYO 8/3 DON'T TRY

昨日は菊名にあるSCRAMBLE HOUSE TOKYO【ごちゃまぜの家】に遊びに行ってきた。
 
私の友達の中村さんが最近、ルノー【自動車ブランドで有名】の5万円もする折りたたみ自転車を買ったとのことで、「一緒に横浜を自転車で走りましょう」と誘ってくれたのだ。
 
私は自分用の自転車を持っていないので、菊名にある坂爪さんが乗っている自転車を借りさせていただくことにした。
 
13時ごろに待ち合わせをしようということになり、私は昨日は少し寝不足になりながらも(寝不足は大敵!)、常磐線ー千代田線―東急東横線を乗り継ぎ、無事に菊名のSCRAMBLE HOUSE TOKYOの玄関の前に辿り着いた。
 
各駅と急行を乗り間違え、結果的に20分ほど遅刻をしてしまった。家の玄関の前には、これ見よがしに中村さんの自転車が行く手を阻むようにドドーンと置かれていた。

スクリーン

自転車を横切り、扉を開けると、目の前に体育座りをした中村さんがいた。さっそくキャラが立っている。中村さんを横切り、玄関から入って右手の部屋を覗くと坂爪さんがプロジェクター用のスクリーンを壁に取り付ける作業をしていた。
 
私と中村さんも坂爪さんの作業を手伝う。窓の前にスクリーンを取り付けることにより、カーテン代わりにも使える。「なるほど!」と思った。これでプロジェクターを買えば、一気に映画館のようになる(かも)。
 
私たちはあまり大工仕事は得意ではないので、少し取り付け作業に時間を要したが、なんとか完成。が、スクリーンを下まで下げると、上に自動で巻き戻らないので、自分たちの手でくるくると回すことでしか戻せない状態になった。多分、製品の問題だろうということにし、作業を終える。

断捨離

菊名の家には先月末に行ったばかりだったけれど、家の中の空間の印象はかなり違った。物がなくなり、だいぶスッキリしていた。坂爪さんは断捨離の達人(?)である。ごちゃまぜの家という名の通り、出入りする人が多いこの家は必然的に物が多くなる。時間が経つにつれ、雑多になりやすい。先日のいばや通信を読んでみると、鉄砲玉の私物が多くなってきたとのことで、「明日までに荷物を取りにこない人の私物は処分します」と書かれていた。そのおかげもあってか、見違えると言っていいくらい、家の中は整理整頓され、居心地の良さがグンと上がっていた。家の掃除をすれば、9割の問題は解決する(ような気がした)。

私はザワッた。

家に着いて、30分ぐらい経過した頃だろうか。家のチャイムが鳴る。坂爪さんが扉を開けると、どうやら近隣に住んでいる方らしく、要件はというとまずは「お宅の車の止め方に問題がある」とのことだった。車道にはみ出していて危ないのでもう少し詰めろとのこと。それから「うちの家の前にゴミ袋が置いてあって、お宅じゃないと思うんですけど、風も吹いていないのに、ゴミ袋が置いてあって。ゴミも少し散らばっていたので、お宅じゃないと思うんですけど、私が全部片付けたんです。だから、ね、お宅じゃないと思うんですけど。風も吹いていないのにね。ね、それじゃ、お願いします。」と私が要約するとこんな感じだった。
 
坂爪さんは礼儀正しく、しっかりと相手の言葉に耳を傾け、話を聞いていた。私はというと「遠回しな物言いを繰り返していると、本人でさえ何が言いたいのかわからなくなるのではないか」と心の中で悪態をつきながら、まぁ、仕方ないことだ、と気持ちを切り替えることにした。

中村、しごかれる。

それから間もなくして、えりか姫とえりか姫のお母さんであるNさんが登場した。Nさんは用事があるようで、すぐにいなくなってしまったが、スイカと桃を届けてくれた。感謝である。
 
ほどなくして、また家のチャイムが鳴った。内心、「また何か言われるのかも?」と思った。坂爪さんが扉を開けると、私たちの目の前に元気な子供たちが現れた。9歳の女の子と、多分、4~5歳の男の子。お母さんに聞くと、岩手県から来られたとのことで、そのフットワークの軽さにビビる。坂爪さんの求心力(?)もすごいなと思った。
 
それから2~3時間、子供たちとはしゃぎ回って遊んだ。主に、中村さんが引っ張りだこで、子供たちに超絶懐かれていた。お母さんによると、子供たちも人を選ぶようで、行く人には行くけれど、行かない人には行かないとのこと。私にはほとんど来なかった。自分の心の開き具合に問題でもあるのだろうかと思いながら、中村さんが子供たちにいじられている姿を楽しんだ。男の子のほうは若い女の人が大好きらしく、えりか姫の脚にずっと掴まっていた。いい仕事をしましたね、お二人とも!
 

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自転車。

夕方の5時を過ぎたころ、お母さんと子供たちはお帰りになられ、中村さんは駅まで送りに行った。
 
静けさが、家の中を包み込む。夏になると聞こえてくる、あんなにうるさいセミの鳴き声も、静かな空間にいないと聞こえないようだ。
 
坂爪さんはゆっくりと小屋の作り方に関する本を読んでいて、えりか姫もスマートフォンを触っている。8月にしては過ごしやすい気候で良かった。私も新しく買ったスマートフォンを触る。
 
15分くらいして、中村さんが帰ってきた。菊名駅のそばに踏切がある。そこまで送って、ダッシュで逃げてきたとのこと。私は(そこまで行ったなら駅まで行けよ!)と内心ツッコミをいれていた。
 
時刻は18時。自転車に乗りにきたはずだった。もう暗くなってしまうので、中村さんと私は「少し走ろうか」と表に出ることにした。同時に、えりか姫も鉄砲玉の依頼で三軒茶屋に用事があるとのことで、三人で駅まで行くことに。今度はみんなで卓球をしようということになった。
 
駅までえりか姫を見送った後、私と中村さんはみなとみらいに向けて走り出す。が、ある程度走ったところで現時点が日吉であることに気付く。どうやら真逆の方向に走っていたようだった。小雨も降り出し、お互い朝食以降何も食べていなかったということもあり、みなとみらいへは向かわず(いつでも走れるからね!)、菊名の家に戻ることにした。

ロウソクの火に灯されて。

帰宅後、二人で豆乳をがぶ飲みする。坂爪さんは断捨離を敢行していた。「みっつ、これ持っていく?」と私にいろいろと与えてくれた。
 

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(テントをもらった......!!)
 
坂爪さんが部屋でロウソクを灯す。電気を消し、ロウソクだけが灯された部屋にいるだけで心が落ち着いてくる。坂爪さん曰く、寝る前にロウソクの火を見ると眠りが深くなるらしい。三人でロウソクだけが灯された部屋で寝転がっていたら、私はいつの間にかに30分ほど寝てしまった。
 
目が覚めると、坂爪さんも寝ていた。中村さんは起きており、「二人が寝ちゃって寂しかったよ」とかわいいことを言っていた。
 
「それでは、そろそろ帰ろうか」と、中村さんと私はお暇することに。坂爪さんは遊び疲れた子供のように寝ていた。起こさずにロウソクの火だけ消して、家から出た。上の写真の通り、なかなかに荷物は重かった。が、私はその荷物の重さは喜びの重さだと思うことにした。家に帰れば、弟がいる。これを持って帰ったら、二人でサンタクロースが届けてくれたプレゼントを開けるときのようなワクワクを抱えながら、一つずつ検品することができる。
 
中村さんとは菊名駅で別れ、私は帰路についた。

DON'T TRY

えりか姫(鉄砲玉のみんな)を見ていると、「やってるなあ」と思う。私がこの前面白いなと思った作家の一人にチャールズ・ブコウスキーという酔いどれおじさんがいる。そのおじさんの墓石には「DON'T TRY(頑張るな)」と刻まれている。
 
調べてみると、「トライしている間は本当にはやっていない。四の五の言ってないでやれ!」というような意味らしい。生きるとは、行動することなのかもしれない。
 
行動とは何か。それは、「勇気を出すこと」ではないかなと思った。
 
やるか、やらないかで選択を迫られたとき、自分はより「勇気がいるほうを選択したい」と思った。
 
勇気を出したとき、結果はどうあれ、自分は「やった!俺はやったぞ!」と後から思うことができる。
 
死ぬまで自分の運命に楯を突き、勇気を出すことを忘れずに生きていきたいなと思う。